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血中母性濃度60%
2014 / 04 / 17 ( Thu )
5か月半で果汁をスタートし、6か月で離乳食も開始。赤ん坊も寝返りしたりハイハイしたり。とうとう退屈だなんて言ってられない状態に。私の予想(期待)していた戦闘が半年遅れで始まりました。


離乳食は、出産前に育児百科などを読みあさってみましたが、レシピはなに一つも実践しなかった。だって、お料理好きじゃないんです。おかゆを卒業したら、あとはひたすら猫まんま。栄養満点だけど、ひたすらワンパターン。椎茸、人参、小松菜、なんかをみじん切り。煮干しをカッターでガーして粉末にしたものをまぜて、醤油味。あとは、お米を入れてぐつぐつするだけ。


最初の食事が肝心だ。一生の味覚がこのときに形成されるから。なんて(本に)脅されましたが。いいんです。味覚が優れてしまうと逆に大変ですから。我が家はたぶん一生、一般家庭なので。美味は知らなくてもかまわない。ただ、お野菜はオーガニックオンリーでした。

[怪獣スタートの6か月以降]


ハイハイを始めたのは6か月か7か月ぐらい。この頃になると、もうかなり可愛くて。居間でダンナさんと私がくつろいでいると、隣から、バッタバッタという音が聞こえます。寝ていたはずのユウイチが起きたみたい。ハイハイするのに、手をいちいち一番上まで振り上げてから降ろすものだから、一歩一歩ならぬ一手一手でバッタバッタと音がする!思わず、「来たっ!」と、ほくそ笑むダンナさんと私。音のする方を見やると、ふすまの陰から手が、、。そして次に本体(ユウイチ)が登場。無表情にこちらを見る顔の無垢なこと。その姿を見ているだけで笑いがこみ上げてきて、ダンナさんと2人してゲラゲラ笑っちゃいました。


とはいっても。この時期の彼を英語で表現するなら、プロフェッショナル・デストロイヤー。プロの破壊屋です。自分の行く手を阻むものは片っ端から破壊しまくり。なぎ倒し、舐めまくり。引き出しがあれば全部、引き出し、目の前にぶら下がっている物があれば全部引っ張ります。かと思うと、ドアにつかまり立ちしたまま動きがストップ。おや、と思うと、顔が軽く紅潮し、うんうんうなりだし、、。そして1分後には、ほっとした表情に。おむつを覗いてみると、とれたてのホカホカが!一部始終を観察してると、もうおかしくておかしくて。今、どこらへんまで進んだかまで分かるんですから。


3人でお好み焼きを食べに行ったときは、座敷の入り口においてあるスリッパを片っ端から舐めまくりました。どれだけ止めさせようとしても無理。知らない場所に来たときは、必ずひっくり返して舐めないと安心できないらしく。まるで、電信柱にオシッコかける犬のよう。ヨダレを垂らしながら四つん這いで徘徊しまくる様子は、人間というよりは完全に動物です。


ご飯を食べるときは、もう戦争。お膝に乗せて食べさせるのだけど、本人の後ろからスプーンを回して口に持って行くので、タイミングを間違えるとスプーンの中身が飛び散ってしまいます。なにしろ、じっとしてないので!右を向いたり左を向いたり、手をばんばんテーブルにたたきつけたり。椅子に座らせても同じ。野菜ジュースを飲ませているときは、もう緊張。手で払われたら本人の服も私の服も床もテーブルも絨毯も取り返しの付かないことになってしまうんですから。この頃からは、怪獣が起きている間は、背中にも目が着いているぐらいの勢いで全身の神経をフル回転させてました。


[怪獣と飛行機に乗る]

ダンナさんの実家は九州。私は名古屋。住んでいるのは東北。赤ん坊の頃から何度も飛行機に乗りました。これが、もうサイアク。どれだけ周りに迷惑をかければ気が済むんだ、と気が気じゃありません。楽勝じゃん。と威張っていられたのは、半年ぐらいまで。ハイハイしだしたら最後、もう戦争です。うちのボーズたちは2人とも泣きわめくタイプでは無くて、とっても静か。しゃべらないけど、片時もじっとしていないタイプの怪獣でした。特にうちのユウイチはひどく、じっとしていられないんです。7か月ぐらいになったとき。


飛行機の座席に座ったら、その瞬間で、もうアウト。私の膝の上でたっちしてジャンプして、座ってくれません。何度押しつけてもムリ。しまいに、たっちすると頭上の荷物入れケースに届きそうになることを発見してしまいました。そうなったら、もう気になってしかたありません。おまけに送風口からの風が彼の顔にあたるものだから。「うーん、うーん」と言いながら背伸びして手を伸ばします。不思議な現象の正体を見極めたいとでも思っているんでしょうか。かと思えば、後ろの席の人たちが目についてしまいます。私を踏み台にして私を乗り越え、後ろの席へ飛び込もうとトライし始めます。


搭乗してから実際に離陸するまで15分か20分ぐらいはあると思いますが、その間、何度、客室乗務員のお姉さんに注意されたことか。最初は、にっこり。「お客様、お子様もシートベルトをお締めくださいますでしょうか?」なんて優雅におっしゃってたのに。3回目4回目と戻ってくるたびに、こめかみのあたりがピキピキしていくのが分かります。はい、申し訳ございません。彼は、まだ人間ではないので、人間の話す言語は通じないんです。彼が理解できるのはオッパイと抱っこだけ。本当に離陸する直前になったらオッパイ攻撃をしかけますが、それも長くは持ちません。だからギリギリにならないとこの作戦は使えないんです。ごめんなさい。。。


うちのボーズたちは2人とも10か月で歩き始めましたから、1歳を過ぎる頃になったら、もっと大変。片時も、本当に片時もじっとしていないのです。離陸直前にオッパイもしくはジュースで攻撃する作戦は相変わらず有効でしたが、今度は通路を歩き回る!とにかく歩く。泣かずに歩く。だまって歩く。止まらない。トイレなど正当な理由があって通路を移動している方たちには迷惑千万。甘やかすな&ちゃんと、しつけろっ!という心の声がビンビン聞こえてきます。ああ、ほんとごめんなさい。その上。動物は音のする方に反応するものなので、客室乗務員さんたちの作業エリアが気になって仕方ありません。お姉さんたちが忙しく飲み物の準備をしている場所を小さいのがうろうろするんです。どれだけ邪魔なんでしょう。踏んづけそうになっちゃうぐらいだったでしょう。


そのたびに、いつものごとく最初はにっこり頭をなでなでしてくれたりなんかして。ほおら、ぼくはどれがいいかな~?なんておもちゃをくれたりもするんですが。おもちゃがおもちゃと理解できるためには、もう少し進化しなくてはなりません。一度なんか、お姉さんが、かがんでおもちゃをくれたとき、ライトの加減で、お姉さんが胸に付けている名札がキラリと光ったんです。そうしたら。ユウイチってば、無表情にお姉さんの名札をむんずとわしづかみ。ついでに、胸までばっちりタッチ。みるみる赤面するお姉さん。。。ごめんなさい!


それだけじゃ、ありません。あるときは、乱気流だったこともありました。そうなると、お客様はお座席に着席してシートベルトをしなくてはなりません。トイレも禁止です。それなのに。ユウイチは、歩くことを止めてくれないんです。無理矢理、座らせると、今度は周りのお客様のお膝を攻めに入ります。私を上って後ろの席に行こうとします。お隣で何か食べていても新聞を読んでらっしゃっても、お構いなし。他のお客様の狭い膝と前のシートの間を何度も何度も行ったり来たりするんです。シートベルトで押さえつけようとしてもダメ。身体をよじってすり抜けて出て行ってしまいます。そこで通路や作業エリアをうろうろするユウイチの後ろを私がついていくと、客室乗務員さんからチェックが入ります。しまいに、まっすぐに立っていられないぐらい機体が斜めになっても、飲み物を配膳するためのカートが斜めになっても本人はお構いなし。とうとう客室乗務員さんから、「お客様ッッ!座っててくださいッッ。危ないですからっっ!!」とヒステリー丸出しに怒鳴られたこともありました。


さらに。これが2人になったときは、もっとサイアク。コウを里帰り出産して帰ってきたときは、ユウイチ2歳5か月。コウは1か月。首も据わらない、ふにゃふにゃのコウを抱えて、上のボーズはゴジラさながらに、あちこち破壊して回ります。さすがにこのときは、父か母についてきてもらったんだと思います。ただし、それ以降は全部私ひとり。コウの首が据わってからは、コウをおんぶしながら、怪獣を追いかけていました。



年末年始の季節になると、ツイッターなどで子連れで飛行機に乗るな、電車に乗るな、非常識だという強い声を見かけます。でも。お義父さんが早くに亡くなってしまって、一人寂しく鹿児島で暮らしているお母さんに孫の顔を見せてあげたかったんです。公共交通機関を使うなってことは、仙台から鹿児島までクルマで行けっていうことですか?仙台―鹿児島は直行便がないので、途中で乗り換えしないといけません。1回お母さんに顔を見せにいくだけで4回飛行機に乗るんです。


本当に本当に申し訳なかったと思ってます。でも。おかげで。車椅子のみなさんの不自由さも少し理解できるようになりました。電車の乗り降りやエスカレーターの有無で、どんなに必死にならないといけないのか。ベビーカーを押すようになって初めて気づいたこと、たくさんあります。自分は1人でも生きていけると、ずっと思ってきたけど、自分は本当にたくさんの人のおかげで今、元気に暮らしていられるんだ。自分は周りに迷惑をかけまくってきたんだ。と自覚することができ、子育てしていく中で、これまでとはまったく違った目線で社会全体を見ることができるようになりました。長々としつこく続いていた反抗期も妊娠した途端に、おしまいです。母に対して全面降伏です。本当にありがとう。お母さん、ここまで育ててくれて。結婚式のときは、まったくそんなこと思ってなかったけど。無事に生まれてこれただけで一生感謝しきれないぐらいの偉業を母は成し遂げているんです。
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