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鬱々とした女子大生時代
2014 / 04 / 17 ( Thu )
かといって浪人する勇気もなく。特に行きたい学校も行けそうな学校もなかったので、唯一合格した地元の女子大にそのまま進学。家政学部家政学科。幼稚園から大学まで一貫の女子校です。なぜ家政科を選んだのかというと単に偏差値が一番低かったから。だって滑り止めだったんですから。


地元では御三家と言われているとても良い学校です。入学後、地下鉄を降りると、学校まで続く坂道に、いろいろな大学のお兄さんたちがサークル勧誘しまくってました。


「XX大学ボートサークルでぇーっす。よっろしく~!」


浅黒く焼けた肌に白いTシャツ。胸には金のチェーンネックレス。これ見よがしにベンツ横付けしてる人たちもいました。脇には、ヴィトンのセカンドバック。時は平成元年。バブル真っ盛り。要領よくお金を稼ぐ人が偉かった時代。コツコツ努力する人は、もっともバカにされてました。


学校に到着すると、もらったサークルの勧誘チラシを物色するクラスメートたち。特に家政科だったので、おしゃれさんが多く、バブルのど真ん中路線を突っ走ってるように見えました。洋服はスーツ。肩パット入り。3万円以上。しゃべり方は基本、高飛車(高ピー)です。合コンには「行ってあげて」ました。翌日には、名前でなく、クルマの名前で品評会。


「昨日のビーエム(BMW)、あの後、どうだった~?」

「うーん。まあまあかなあ。でもこの間のソアラのほうがよかったかも~」

「えー、うっそ、まじぃ?だけど、あっちは医者の息子じゃん」


という世界です。最初は、がんばって馴染もうとしました。でも、どうしても嫌で。というより無理で。私は、女性性を強調する系の女子たちとは違う路線を歩んできたつもりだったのに。でも、今いるのは、そういう場所。これまでの自分が全否定された気分。私はキャリア志向系の子なのに。なんで、こんなバカと一緒にいなくちゃならないの?と、まったく意味不明なことを口走るようになり、そのうち学校が大嫌いになってしまいました。


というか。高校のときにも、そういう子はいました。カーストでいったら最上級の女子たち。私は、いつもやや優等生なグループにいて、そういう華やかな人たちとはほとんど交流がなかった。大学では、所属先を間違えただけ。バブル時代の軽薄な空気も大きかった。学校に文句をつけるのも彼女たちを卑下するのも全部お門違い。


そんなバカな私は、無理して気の合わない人たちと遊ぶのはやめてしまいました。1人でいい。彼氏とか、そういうのも、もういらない。こうなったら、今の環境を最大限に生かすんだ。地元の良い女子大っていうのが存分に効いて、普通じゃない仕事を目指そう。そうだ、アナウンサーだ。


夕方、アナウンス学校に通うようになりました。バイトで学校代を稼いで夢に向かってまっしぐら・・・と本人(私)は、すっかりその気。でも。家で練習したことなんか一度もなかった。アナウンス学校に通ってる自分に、うっとりしてただけ。そのくせ、私の夢なのとか、私がずっとしたかったことだったの、とか、語る時だけは、やたら熱かったです。


そして2年生になると、アナウンスを目指すだけじゃ物足りない。もっといろいろしたい。と思い始めました(→そう思う時点でもうダメ)。それに、お金持ちより頭の良い人たちとお付き合いしたい。自分の内面を磨きたい。そうだ。私、ずっとピアノを一生懸命やってきてたじゃん。一時期は、音大か教育大の音楽科に行こうと思ってたぐらい。こっちにしよう。お隣の旧帝大の真面目なクラブ活動に入れてもらおう。ピアノやろう。クラッシックは、もう知ってるから全然違うジャンル。ジャズだ。そこで健全なお付き合いをするんだ。


そう意気込んで。浮かないように、いつものショッキングピンクの肩パット入りスーツは止めにして、木綿のロングスカートはいてみたりなんかして。薄暗くてたばこ臭いザ・国立といった感じの校舎をうろうろしてました。ナンパ系サークルは、私の学校までチラシ配りに来てくれるし場所も分かりやすかったけど、ジャズは明らかに部活動。学内の人だけが分かるような暗号&記号で書いてあってよそ者には分かりづらい・・・。やっぱ、他大学はダメなのかな。


取りあえず、目の前でギターを弾いているお兄さんに聞いてみて、ダメなら諦めよう。そう思って声をかけたのがダンナさんでした。後から聞いたら、彼は、その瞬間に感じたそうです。速攻でお電話かかってきて、お付き合いが始まりました。
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