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たくさん勉強して翻訳者に
2014 / 04 / 17 ( Thu )
よし勉強しようと思ったとき、まず、ブログを開設しました。タイトルは、ずばり「目指せ!翻訳でミリオネーゼ」です。当時は、ミリオネーゼという言葉が一瞬流行ってました。ミリオンとは100万円なので年収100万ってこと?と一瞬思いがちですが。私の中では月収100万を目指すことにしました。


誰かに読んでもらうことは、まったく想定していません。ひたすら、自分を励ますだけです。毎日何を勉強したか淡々と記録するだけ。だけどタイトルも過激なら中身も過激。というか強気。当時のブログ(2005年~2006年頃)はひたすらガツガツ勉強してます。翻訳「なんか」勉強するだけ。2年間毎日8時間勉強すれば誰だって月収100万稼げるようになるに決まってる。だから後から威張れるように今のうちから証拠を残しておくために記録のブログを付けてるっていうモード全開です。


実際、本当によく勉強しました。朝は5時半に起きて、1時間ほど勉強。子どもたちが幼稚園&小学校に行ってしまったら、お皿も洗わず洗濯もせずにお勉強です。イギリスの週刊誌『The Economist』を毎週全部読んでたので、この記事を読んだらお皿を洗おう、とか、このページまで行ったらお洗濯しようとか決めてました。洗濯は午前中に終わらないといけないので、集中して読まないといけません。夕方3時や4時に子どもたちが帰ってきたら、子どもたちと外に遊びに行ったりして夜9時に寝かせてからは、またお勉強。お昼ご飯も片手で食べてました。


その他には、今後は金融翻訳にシフトしようとそのときは思っていたので、証券会社の金融レポートを写経しました。某証券会社に少しお金を入れて会員(?)になると、日本語で書かれたレポートをダウンロードできました。その英訳も2-3日遅れで入手できました。レポートは短くて700文字、長くて1000文字ぐらい。それを日本語を見て自分で英語に訳してみて、1行ごとに答え合わせ。あーダメだ、と思って凹み、答えの英語を覚えてからワードファイルにタイプしました。書き写すのではなく、英文を覚えて、日本語を見ながら書くのです。同じレポートを3日間やったら次のレポート。1回覚えただけでは忘れてしまいますから。


英単語も覚え直しました。日本で必要と言われている英単語と違って本場で頻度が高い単語を覚えたいと思ったら「Barron’s 1100 words you need to know(http://www.amazon.co.jp/dp/0764138642)」だと教えてくださる方がいて。これをしっかり毎日少しずつ記憶しました。覚えたからって、何か資格を得られるわけじゃなかったけど。良いと言われるものはなんでもやってみようと思って。実際、日本語の英語教育本では目にしない単語が多かったです。軍事関係。アメリカはこんなにもいろいろな種類の軍事用語があるんだ。軍隊は1つじゃなくて、Army(陸軍)とNavy(海軍)とMarines(海兵隊)と米軍(the U.S. Forces)と盛りだくさん。日本語だと「軍」に陸や海や空を付けて終わりなのに。


英検1級もこのとき、受けました。結婚直前に準1級を受けたっきり。妊娠中にも勉強しましたが、あっさり挫折。でも今回は違います。もう自分には後がない。結局自分にできるのは翻訳だけなんだ、ぐらいの気持ちなので。1級ぐらいとれなくてどうする。とってから「英検1級なんていらない」って言えばいいんじゃん。その方がかっこいいじゃん、と言い聞かせました。


最近では、iPhoneやiPadのアプリが充実していて単語も楽しく簡単に覚えられますが、この頃は、まだ携帯前夜。旺文社の「出る単熟語」を買ってきて地味に1ページずつ覚えていきました。家でもどこでも。美容院でも。ところかまわず。今日は10ページ覚える、と決めたら必ず10ページ。ふと気を許すとすぐに他のことを考えてしまう自分の集中力のなさにうんざりしながら。何度も何度も繰り返しました。


おかげで夢にも出てきました。朝ご飯作ってるときも子どもたちを送り迎えするときも、頭の中で単語が回ってる状態。高校生のときに、これだけ勉強しとけば東大受かったかもぐらいの後悔です(笑)。


英検1級は無事合格。幼稚園の年長さんだった次男のコウをお膝にのせて、かわいいほっぺをチュッチュしながらノートパソコンを開きました。震える手でIDを入力し、クリックすると・・・。「合格」の大きな文字が!


おっしゃーーーーっっっっっ


と全力で雄叫びです。そのあまりの大きな声にびっくりしたコウが泣き出したぐらい。ごめんごめんと言いながらぎゅーっと喜びのハグ。離れてたユウイチも抱き寄せて泣きながらハグ。お母さんやったよ~っっっ。って。


[トライアルに挑戦する]

そして。2年ではなく1年10ヶ月ぐらいたったとき、あるトライアルを受けてみました。なんとなく、そろそろ大丈夫な気がしたので。英訳です。そちらの翻訳会社さんには英訳は「経験者のみ」と書いてありました。しかしアメリカかぶれ&フリーランススピリットに溢れる私はめげません。自分のブログのURLを引用して、私はこの2年弱毎日8時間ひたすら英語を勉強しました。どうかトライアルだけでも受けさせていただけませんでしょうか?と熱く気持ちのこもったメールでお願いをしました。


ドキドキしながらメールを送信し。翌日、トライアル原稿が送られてきました。つまり試験問題です。この日本語を英語にしてください、というものです。2種類ぐらいあったと思います。300字ぐらい。わりとすぐに終わりました。結構、できた感触はありました。今まで約2年間やってきた勉強は、翻訳に直結する勉強ではなかったけど、英語の総合力をあげるのにとても役だってたのかなとこのとき初めて思いました。


結果は、合格です。またもや、パソコンの前で雄叫び&ガッツポーズ。このあと、こちらの会社さんからは、1度、2度、3度と仕事をいただき、しばらく継続して2年ぐらいお仕事をいただきました。その後も、いくつもトライアルを受け、3勝1敗ぐらいの確率で合格をいただき、徐々に仕事が安定していきました。


[フリーランスの心得]


こうして密度の濃い隠れ浪人生活が無事に終了し、10年近く経ちましたが今でも途切れずフリーランスとしてだいたいいつもお仕事をしています。本当に本当にありがたいことです。今でも、次の仕事が入るたびにほっとします。仕事の内容は、結局、金融系はほとんどなく、IT系が大半です。やはりローカライズ会社での経験やIT系の訳書を出した実績というのが大事みたいです。ただ英訳の割合がとても増えました。トライアルで良い訳文を出すことももちろん大事ですが、その他の要素もかなり大事だと実感しています。

はったりは、アリです。

駆け出しの頃、私の中では常識でした。アメリカのときにもよく言われていたし。翻訳の実績を書くところに、かなり大げさに書きました。2ページの簡単な図ばっかりのマニュアルを訳したときも、そのマニュアル名をしっかり書いて実績の1つにカウント。ABCマニュアルや取扱説明書の英訳も和訳も10個ぐらい羅列しました。ただし、ウソは1つも書いていません。

訳書を出せることになったのも、仕事を獲得できたのも、こういう「はったり」的営業のおかげなのは確実です。「できる」と言っておいて仕事を引き受けても「バレ」なければ良いのです。つまり、「できれば」良いのです。たとえば自動車分野の仕事をやったことがなくても「大丈夫です」と言っておいて、実際に大丈夫な訳を出せば良いのです。ありとあらゆる方法で調べ倒して、経験ある人と同じぐらいの訳を出せれば、それで良いのです。

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