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19歳で婚約
2014 / 04 / 17 ( Thu )
「別れよう」

しばらくの沈黙の後、突然そう言いました。私の家の近くの公園。夜、送ってきてくれたものの、まだ家に帰りたくなくて。2人でブランコこいでるときでした。

「え・・・??」

この人は、いま何を言ったの?ていうか、私たち、付き合ってたの?

にわかにドキドキしはじめた胸の鼓動を感じながら、彼の方を振り返ると、とても怖い顔をしています。知り合って、まだ2週間。彼の大学のサークル勧誘デーで道を聞いて、そのまま彼のいるジャズサークルに入って、何回か送ってもらってごはん食べたぐらい。一緒にいるのがすごく自然で、違和感がなくて。やっとこの人に会えた、ぐらいに思ってたのに。だから。「付き合おう」って言われるかと思ったのに。

「あの・・・」

私が事態を呑み込めないでいると、彼は続けました。

「違う・・・。いや違う。やっぱり結婚しよう」


大学2年、19歳の春のことでした。ダンナさんは24歳。某旧帝大に現役で合格したものの、音楽に目覚めてしまって2年ほど芸術活動に没頭し、6年かかって学部をようやく卒業したところ。でも就職試験に落ちてしまって、どうしようかなと身分無しの状態だった4月の下旬に私と会いました。


それとまったく同じ時期に、ダンナさんは、彼の大学の研究室の先生から留学の話を出されていたのです。いっそのこと、アメリカで学位をとって大学教員の道を目指してみたら?って・・・でも行ったら、最低でも5年はかかる。そして迷った挙句に、冒頭のようにプロポーズされてしまいました。


私の両親は、もちろん大反対。騙されてるにきまってる、と大騒ぎ。そりゃそうでしょう。音楽やって2年も留年して就職も落ちてプー太郎してる人が大学教授になる??アメリカに留学する??しかも、いつから行くのか?ときかれたら答えられない。何もかも怪しいったら、ありゃしない。快く送り出す親がいたら、そっちのほうがおかしいです。美穂子は、家を出たいばっかりに藁をも掴む思いでありもしない話を信じている。反抗期もいい加減にしなさい。そんなリアクションでした。
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10 : 07 : 43 | 19歳で婚約 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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